『テラフォーマーズ』(TERRA FORMARS)の表紙の絵を見ると
カッコいい変身ヒーローもののマンガかと思ってしまいます。
コレが予想に反してゴキブリの話しなんです。
舞台は火星、時は、2599年。
もともと火星は、大気が希薄で気温の落差が激しく
とても人が住める星ではなかったのですが
人が住める環境に変えるためになぜ、これがせいりつする
大量のゴキブリが放たれました。
用済みなったゴキブリは簡単に駆除できるはずでしたが、
人類の予想を超えてはるかに進化して
強靭な肉体と桁外れの戦闘能力をもってしまいます。
とても普通の人間では手に負える相手ではなくなってしまったのです。
まさしく害虫になってしまった怪物ゴキブリを駆除するために
特殊な手術を施された地球人戦士が送り込まれたのです。
こうやって、もっともらしく書いたとしても
ゴキブリが話しの中心担ってしまう設定に
どうしても奇妙な感じがしてしまいます。
ゴキブリ退治するヒーロー漫画って
それはナイヨネ… 無理無理って思ってしまいます。
でも、これがものの見事に成立してしまうんです。
なぜ、コレ(この漫画)が成立するのか?
なぜ、この話しが面白いと感じるのか?
自分勝手に推測してみました。
①『進撃の巨人』の話しと通じる部分がある
怖いもの見たさとうか気持ち悪さというか
人間を食べるなんて、何ともいえない気持ち悪さを感じます。
▼レビュー動画でもう少し詳しく話しました▼
② 『範馬刃牙』で、昆虫と戦う人間というテーマは観たことがあります。
カマキリとのシュミレーション・バトル
この話しのなかでは、カマキリこそが地上最強の生物とされています。
もともと、中国拳法には蟷螂(カマキリ)の象形(形態)を模した
独特の手形(蟷螂手)を用いた拳法が本当にあります。
だから、昆虫と人間が戦うというアイデアの種子は以前からあったのです。
③読み手の側の準備が整っていたからこそ、
『テラフォーマーズ』は受け入れられたのです。
いきなり、このマンガが登場したとしたら、
今ほどの圧倒的な人気だったでしょうか?
勝手なことばかり書いてしまいましたが、
コレが私がこのマンガが面白いと感じた理由です。
なにしろ、2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、
『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得した
ちょ~人気の漫画!
ぜひ、一度読んでみてください!
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By ダルちゃん
素敵な内容で、大好きです
ありがとうございます。もっと素敵なたくさんの本やコミックに出合って紹介していきたいと思っています。